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【要約】書籍:33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由【井上 はじめ】

本の基本情報

【要約】書籍:33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由【井上 はじめ】
ジャンル 金融・ファイナンス
著者 井上はじめ
出版社 新潮社
出版日 2020年03月25日
評価
総合
4.6
可読性
4.2
実用性
4.7
深堀り性
4.3

著者プロフィール

井上はじめ

イノウエ・ハジメ
1985年、宮崎県生まれ。給料は新入社員の頃から10年以上変わらず、投資のセンスがあるわけでもない。そんなダメリーマンが、大学時代にたまたま読んだ新聞記事と、社会人になってからの生死をさまよう大けがをきっかけに、お金を増やす方法を発見。「投資家ではなく節約家」をモットーに、自分にできることを一つずつ実行していき、1億円の資産形成をまもなく達成。

https://www.shinchosha.co.jp/writer/6612/

本書の要点

  • 会社は自分を守ってくれない。自身の経済的自立を目指し、自分でお金を稼ぐ力を身につけることが重要だと著者は気づいた。
  • お金を稼ぐためには、自分に向いている方法を見極めることが大切。デイトレードやアフィリエイトなどの挑戦を通じて、自分の適性を判断する必要がある。
  • 世界経済に投資することが、確実に資産を増やす方法である。人口の増加に伴い、経済は成長し続けるため、世界経済に定期的に投資することが資産形成の基本となる。
  • 節約して給料の一部を投資に回す習慣が大切。手取りの一部を貯蓄・投資に使い、毎月コツコツと世界経済の成長に投資することで、長期的に資産を増やすことができる。
  • 株式投資は、積極的に利益を追い求めるのではなく、20%の利益が出たら売り、再度そのお金を積み立てることで、着実にお金を増やす「雪だるま式」の投資方法が推奨される。

33歳で手取り22万円でも1億円貯めた秘訣とは?

平凡なサラリーマンが、限られた収入でも1億円を貯めることができた理由。
それは、一つひとつの選択に確信を持ち、行動を継続したからです。
この記事では、その具体的な方法を詳しく説明します。
まず、井上先生がどのような経験を通じて成功したのかを見ていきましょう。

  • 井上先生の経験から学ぶポイント
  • 平凡なサラリーマンでもできる具体的方法
  • 事故とリストラが人生を変えた転機

井上先生の経験から学ぶポイント

井上先生は、手取り22万円という限られた収入の中で、将来への不安を抱えていました。
しかし、ある日突然の事故が人生を大きく変えます。
体が不自由になり、リストラされるという厳しい状況に直面したのです。
この出来事が、井上先生の考え方を180度転換させました。
彼は、「会社は守ってくれない」という現実に気づき、自分で稼ぐ力を身につける決意をします。
その結果、彼は確実に資産を築く方法を見つけ、1億円を貯めることに成功したのです。

平凡なサラリーマンでもできる具体的方法

井上先生は、まずデイトレードに挑戦しました。
デイトレードとは、1日の株価の動きを見ながら短期間で売買を行い、利益を得る方法です。
彼は書籍やブログを徹底的に研究し、実践を重ねました。
その結果、わずか4ヶ月で100万円の運用資金を200万円に増やすことに成功します。
しかし、株価の変動によって、3週間で資金を失うという挫折も経験しました。
この失敗から、彼は自分にはデイトレードのセンスがないことを痛感しました。

事故とリストラが人生を変えた転機

井上先生がリストラされた後、自分で稼ぐ力を身につけることが何よりも重要だと考えました。
彼は体が不自由な状態でもできる方法を模索し続け、デイトレードに挑戦しましたが、失敗に終わりました。
しかし、この経験があったからこそ、井上先生は自分の適性を見極める大切さに気づきます。
デイトレードが向いていないと分かった後、彼はすぐに次の方法を探し、成功へとつなげたのです。

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会社は守ってくれない!だから自分で稼ぐ

井上先生が体験した出来事は、平凡なサラリーマンでも一度は考えることです。
彼は「会社は守ってくれない」という現実を痛感し、自分で稼ぐ力を持つ重要性を理解しました。
この記事では、その背景と井上先生がどのようにして自立を目指したのかを掘り下げます。

  • 井上先生が直面した現実
  • 自分で稼ぐ力を身につける方法
  • 事故後に芽生えた新たな決意

井上先生が直面した現実

井上先生は、サラリーマンとしての普通の生活を送っていました。
しかし、ある日突然、帰宅途中に車に跳ねられる事故に遭遇します。
この事故によって、彼の人生は大きく変わりました。
長期にわたるリハビリが必要となり、その間に会社からリストラされるという悲劇が彼を襲ったのです。
この時、彼は「会社は社員を守ってくれるものではない」という現実を痛感します。
これを機に、井上先生は「自分で稼ぐ力」を持つ必要性を強く感じるようになりました。

自分で稼ぐ力を身につける方法

井上先生は、リストラされた後、自分で稼ぐ方法を模索し始めます。
まず、肉体的に働けない状況でも稼げる方法として、デイトレードに挑戦しました。
デイトレードは短期的に利益を得られる可能性があるため、彼にとって魅力的でした。
しかし、実際に挑戦してみると、わずかな成功の後、大きな失敗に直面しました。
この経験を通じて、彼は自分にはデイトレードのセンスがないと判断します。
そして、自分に向いている方法を見つけることの重要性を痛感しました。

事故後に芽生えた新たな決意

井上先生は、事故後にリストラされ、デイトレードでの失敗を経験しましたが、そこで諦めることはありませんでした。
むしろ、自分には何が向いているのかを見極める力が必要だと気づきます。
彼は、他の方法を探し、再び挑戦を続けます。
何よりも、自分で稼ぐ力を身につけることが、自分の人生をコントロールするために必要だという強い決意が、彼の行動の原動力となりました。
この決意があったからこそ、井上先生は1億円を貯めるという目標を達成できたのです。

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自分に向いている方法を見極める重要性

井上先生は、デイトレードやアフィリエイトを通じて、自分に合った方法を探し続けました。
失敗から学び、適性を見極めた結果、最終的に自分に合った方法を見つけたのです。
ここでは、彼がどのようにして自分に向いている方法を見つけたのかを解説します。

  • デイトレードの成功と挫折
  • アフィリエイトでの挑戦と失敗
  • 楽しく続けられる方法の重要性

デイトレードの成功と挫折

井上先生は、まずデイトレードに挑戦しました。
デイトレードは、株価の変動を利用して短期間で利益を得る方法です。
彼は株取引の書籍を読み、デイトレードで利益を上げているブログを徹底的に研究しました。
その努力が実り、100万円の運用資金を4ヶ月で200万円に増やすことに成功します。
しかし、その後わずか3週間で全ての資金を失ってしまいました。
この挫折から、彼は自分にはデイトレードのセンスがないことを悟ります。
これが、井上先生にとっての大きな転機となりました。

アフィリエイトでの挑戦と失敗

デイトレードで失敗した後、井上先生はアフィリエイトに目を向けました。
アフィリエイトは、自分のブログやホームページを使って商品やサービスを紹介し、利益を得る方法です。
彼は約2ヶ月間、熱心にブログを書き続けましたが、得られた読者はたったの10人でした。
さらに、文章を書くこと自体が苦痛だったため、井上先生はアフィリエイトも断念することになります。
この失敗から、彼は自分には文章を書くことが向いていないと感じ、別の方法を模索し始めます。

楽しく続けられる方法の重要性

井上先生は、自分に向いていないことを続けるのは無理だと気づきました。
彼にとって、お金を稼ぐためには、長く続けられる楽しい方法が必要だということを学んだのです。
誰かが稼げる方法でも、それが自分に合っているとは限りません。
自分の適性を見極め、自分に合った方法を見つけることが、成功のカギとなるのです。
井上先生は、この経験を通じて、最終的に自分に向いている方法を見つけることができました。

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お金がなければ挑戦できない!資金の重要性

井上先生が1億円を貯めるまでに挑戦できた理由の一つは、すでに2000万円以上の貯蓄があったことです。
この資金があったからこそ、彼は失敗しても次の挑戦に進めました。
この記事では、彼がどのようにしてこの資金を築いたのかを掘り下げていきます。

  • 2000万円を貯めた理由と背景
  • 貯金が挑戦を可能にする力
  • デイトレードとアフィリエイトの資金

2000万円を貯めた理由と背景

井上先生は大学3年生の頃、ある記事に目を留めました。
その記事には、世界の人口が増加し続けており、それに伴って世界のGDPも成長していると書かれていました。
彼は、この情報から世界経済に投資することで利益を得る可能性に気づき、新入社員の時から給料の大半を生活費以外は全て投資に回すことを決意します。
井上先生は、地道に貯蓄を積み上げ、その結果2000万円以上の資産を築くことに成功しました。
この資金があったからこそ、彼は自由に挑戦を続けることができたのです。

貯金が挑戦を可能にする力

井上先生がデイトレードやアフィリエイトに挑戦できたのは、すでに十分な貯蓄があったからです。
彼は、リスクを取ることができるのは、あらかじめ十分な資金を持っている場合だと考えていました。
この考え方が、井上先生を失敗から立ち直らせ、再び新たな挑戦を続けさせたのです。
資金があることで、失敗してもまた次の挑戦をする余裕が生まれます。
だからこそ、貯金は挑戦を可能にする力として非常に重要です。

デイトレードとアフィリエイトの資金

井上先生は、最初にデイトレードを始めるために100万円を投資しました。
これが4ヶ月で200万円に増え、その後の失敗で全てを失ったのですが、この経験は井上先生にとって重要な教訓となりました。
その後、彼はアフィリエイトに挑戦しましたが、2ヶ月間無収入の状態でも、持ち前の貯金が彼を支えていました。
これらの経験を通じて、井上先生は、挑戦を続けるためには元手となる資金が必要であることを痛感しました。
そして、資金を持つことが新たな挑戦へのパスポートになると確信したのです。

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世界経済に投資せよ!1億円への具体的ステップ

井上先生が1億円を貯めるために選んだ方法は、世界経済への投資でした。
世界経済の成長を確信し、着実に資産を増やすための戦略を立てました。
この見出しでは、その具体的なステップについて詳しく解説します。

  • 人口増加と経済成長の関係性
  • 世界経済インデックスファンドの購入方法
  • 簡単に始められる投資スタート法

人口増加と経済成長の関係性

井上先生が投資を始めるきっかけとなったのは、世界の人口が増加しているという事実でした。
彼は、人口が増えればそれに比例して経済も成長すると考えたのです。
実際、1985年から2005年にかけて、世界の人口は約48億人から66億人に増加しました。
同時に、世界のGDPも13兆ドルから47兆ドルに増えたというデータがあります。
このように、人口増加は経済成長と密接に関連しており、これを基に井上先生は投資を開始しました。
彼の考えは、今後も世界の人口が増加し続ける限り、経済も成長し続けるというものでした。

世界経済インデックスファンドの購入方法

井上先生は、世界経済に投資するために「世界経済インデックスファンド」を選びました。
このファンドは、世界中の株式をまとめたパッケージのようなもので、一度に多くの企業に分散投資できるのが特徴です。
これにより、リスクを分散させながら長期的に資産を増やすことが可能になります。
井上先生は、毎月決まった日に一定額をこのファンドに投資するというルールを守り続けました。
その結果、着実に資産を増やしていくことができたのです。

簡単に始められる投資スタート法

世界経済に投資するのは、専門的な知識が必要だと思うかもしれませんが、実際には非常にシンプルです。
井上先生が行ったように、毎月決まった額を自動的に積み立てるだけで、誰でも簡単に始められます。
特にインデックスファンドは、初心者でも安心して投資を始めることができる商品です。
井上先生は、投資の最初の一歩を踏み出すことが、将来の大きな成果に繋がると確信していました。
そして、その確信が実を結び、最終的に1億円を達成することができたのです。

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毎月の給料から元手を作るための節約術

井上先生が1億円を貯めるために実践したもう一つの重要なステップは、毎月の給料から投資の元手を作るための徹底した節約です。
節約こそが投資の第一歩であり、確実に資産を増やすための土台となります。
ここでは、井上先生がどのように節約を実践し、投資の資金を確保したのかを詳しく解説します。

  • 生活費を削減して投資資金を確保
  • 小さな積み立てが将来の大きな資産に
  • 収入の一部を投資に回すことの重要性

生活費を削減して投資資金を確保

井上先生は、毎月の給料から確実に投資資金を捻出するために、徹底的な節約を行いました。
まず、家賃や食費、保険などの固定費を見直し、可能な限り削減しました。
たとえば、家賃を抑えるために少し狭い部屋に引っ越し、食費を削るために自炊を徹底しました。
また、無駄な支出を避け、節約できるところはすべて見直しました。
このようにして井上先生は、毎月の生活費を最小限に抑え、投資に回す資金を確保することができたのです。
節約は地味で辛いこともありますが、その結果、井上先生は着実に投資を続けることができました。

小さな積み立てが将来の大きな資産に

井上先生は、毎月の節約によって生まれた資金を、必ず投資に回すようにしました。
たとえ少額でも積み立てを続けることで、将来的に大きな資産に成長するという信念を持っていたからです。
井上先生は、毎月の積み立てを習慣化し、それが長期的に大きな成果を生むと確信していました。
この「少しずつでも積み立てる」という考え方が、彼の成功の秘訣でもあります。
たとえ小さな金額でも、長い目で見れば大きな資産に育つことを知っていたからこそ、井上先生は1億円を貯めることができたのです。

収入の一部を投資に回すことの重要性

井上先生は、手取りの22万円のうち、毎月10万円を生活費に充て、残りの10万円を投資に回すというルールを自分に課しました。
収入の半分を投資に回すというこの決断は、井上先生が経済的に自由になるための大きな一歩でした。
彼は、収入の一部を投資に回し、それを長期的に増やすことが、将来の安定した生活につながると確信していました。
このように、毎月の収入の一部を必ず投資に回すことで、井上先生は1億円という大きな目標を達成したのです。

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手取り22万円で1億円を貯める具体的な方法

今回の記事では、手取り22万円でも1億円を貯められる理由について紹介しました。この記事のポイントをまとめました。
最後におさらいしましょう。

  • 節約して投資資金を確保する
  • 世界経済に長期投資する
  • 自分に合った資産形成方法を見つける

これらの方法を実践することで、将来の経済的不安を軽減し、資産を増やすことが可能です。
将来に備えて、今から始められることを一つずつ取り組んでください。
具体的な方法が詰まったこの本を読んで、次のステップに進んでみませんか?

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